フジロックフェス出演のThe D.O.T [音楽]
元ザ・ミュージックのボーカル ロブ・ハーヴェイとザ・ストリーツことマイク・スキナーがタッグを組んだThe D.O.T。まだアルバム未発売(6月27日発売予定。タイトル未定。)ですが、ネットで完成済みの曲は積極的に公開してます。
ザ・ストリーツに関しては、興味があったもののまだ聴いたことがなかったんですが、“イギリス版エミネム”とかって言われているそうですね。実際、声を聴いてみて、どちらかというと“JAY-Zの声を小ざっぱりさせた感じ”って印象を受けました。
で、このプロジェクトの情報を知った時には、「ロブ・ハーヴェイの鳥類系高音ボーカルとマイク・スキナーのラップが応酬し、絡み合う」みたいな感じに予想してたんですが、まったくのハズレ。多少のバリエーションはあるけど、マイク・スキナーの作ったトラック(←たぶん)にロブ・ハーヴェイがボーカルを乗っけるっていうのがスタンダードなスタイルの模様です。ロブ・ハーヴェイのボーカルもザ・ミュージックに比べるとずいぶんと落ち着いた印象で、マイク・スキナーのラップが聴けるのはごくわずか。ちょっと期待外れであった反面、「期待通りでもつまらなかったかも」と思ったのも事実で、どちらかと言うと、良い意味で期待を裏切ったと思う。アルバムでじっくり聴いてみないと分からんですが。
ザ・ミュージックはフジロック大好きバンドとして知られていましたが、、ロブ・ハーヴェイはほんとにフジロックがお好きなようで、The D.O.Tでフジロック出演予定です。残念ながら、フジ未体験の僕はフジロックでのザ・ミュージックの雄姿は結局観れずじまい。
でも、サマソニでザ・ミュージックを観たことはあって、最高のライブでした。途中からベースの音の響きがあきらかにおかしくなったんで、ベースのスチュワート・コールマンを注意して見ていたら、どうやら左手の指を負傷したらしく、曲の合間にスタッフに指を手当てしてもらったりしてたんですが、ロブが間奏中にスチュに対して、中指を突き立てるわ、マイクのコードで首つりのポーズをするわでえげつなかったんですが、指の応急手当てですこし音が良くなると、OKサインを送ったりなんかして、「あぁ、なんかこういうのいいなぁ」って思ったことをとてもよく覚えています。ちなみに、“Bleed From Within”という曲の終盤で、スチュワートがパーカッションを叩くんですが、ベースがうまくいってない苛立ちからか、そのパーカッションがやたらと情熱的でパーカッションのパートを終える際にスティックを叩きつけてました。あの冴えない風貌のスチュワートがバンド史上、もっともカッコよかった瞬間ではないかと勝手に思っています。一回しかライブ観たことないくせに(笑)。
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