"Mr.E's Beautiful Blues" イールズ [音楽]
2000年にリリースされたイールズの3rdアルバム『デイジーズ・オブ・ザ・ギャラクシー』に収録されている"Mr.E's Beautiful Blues"。
この曲では、携帯の着信音のような無機質な電子音が挿しこまれています。この電子音を不意に聞くと、とっさに気持ちが反応します。 実際に使用している携帯の着信音とは全然違うのに、自分が呼び出されたような気がして、一瞬、思考が停止します。で、その後、勘違いに心の中で苦笑いし、すこし寂しい気持ちになります。
僕はあまり寂しがり屋ではないと思いますし、携帯が一週間ぐらい鳴らなくても多分、気がつかないでしょう(笑)でも、こういう反応をしてしまうと、自分の潜在意識では、「人との繋がりを欲しているのかな」という結論にたどり着きます。「呼び出しに応じなければいけない」という条件反射の奥に、「友達との交流のチャンネルが開いたかもしれない」という期待感も紛れ込んでいるんでしょうね。あるいは、勘違いで反応した自分の滑稽さをごまかすための錯覚かもしれませんが。
多分、僕だけでなく、大多数の人に備わっている潜在意識じゃないかと思うのですが、それを狙ってやったんなら、すごいなMr.E。
"Mr.E's Beautiful Blues" イールズ
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