今宵の月のように [音楽]
「くだらねえと、呟いてぇ…」
仕事の付き合いで飲んだ後に必ず口ずさむのはなんでかねぇ…。きっと飲んでる相手もおんなじような気持ちなんだろうなと思う反面、懐疑心でいっぱいの自分もいて、余計に嫌になる。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」。ほんとに尊敬すべきは、そんな愚直に自分を貫く人で、そんな人が“今宵の月のように”悠然と輝く人なんだろう。拝金主義をくさす一方で、自分を曲げてまでお金のために働く自分は矛盾しているようにも思えるし、勇気がないようにも思う。ひどく中途半端だ。やりたいことがあって、就いた職のはずが、どんどん軌道がずれていて、内省的になる。でも、そんなことばかりは言ってられないので、“いつの日か輝くだろう”と信じて、目標に向けて軌道修正に努めながら、日々をこなすしかないだろう。
それにしても、こんな日に月が見えないのはいっそうに寂しい…。
"今宵の月のように" エレファントカシマシ
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