『Four』 ブロック・パーティー [音楽]
4年間の活動休止期間を経てリリースされたブロック・パーティーの『Four』。前々作『A Weekend In The City』と比べてずいぶんとバリエーションが豊富になった。と言うか、『A Weekend In The City』はアルバム単位での雰囲気に統一感のある内容であっただけに、よけいにそう思うのかもしれない。(ブロック・パーティーのアルバムは『Four』と『A Weekend In The City』しか聴いたことがないので、ブロック・パーティーとしてはどちらがイレギュラーなのかは分からないが…。)
『Four』からは"Octopus"が先行して公開されていたが、この"Octopus"を聴いた時の印象もブロック・パーティーらしからぬ、奇抜な印象を受けたが、『Four』全体を通して聴いた後では、じゅうぶんブロック・パーティーらしい曲に思える。だって、"Kettling"や"Coliseum"みたいに、「USのヘヴィネスっすか?」って感じの曲まである。
ただ、そういった個々の曲の変化ではなく、全体を通して共通する変化と言えば、ボーカルのケリー・オケレケが何だか灰汁が強くなったところだろうか。色んな意味で「今後のブロック・パーティーはどうなっていくのだろう」と気になってしまう。
"Coliseum" ブロック・パーティー
音楽(ロック・ポップス) ブログランキングへ
コメント 0