優秀なシュールは、逆説的により現実を照らす [読書]

推理小説と言えば東野圭吾、東野圭吾と言えば推理小説と言っては、少し過言かもしれないが、それだけ推理小説のイメージが強い東野圭吾。そんな東野圭吾の非推理小説『怪笑小説』を読みました。

シュールなブラックユーモアに満ちた短編集で、星新一や筒井道隆のそれに近い。このシュールさは、より現実を露呈する。特に最後におさめられた“動物家族”は3分間3コードのパンクロックのように、シンプル。ゆえにより鋭い刃をもつ。

 



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