"Music Is Power" リチャード・アシュクロフト [音楽]

リチャード・アシュクロフトのソロワークでは一番好きなアルバムである『Keys to the world』。このアルバムの悪い点はCCCDであることぐらいか…。

中でも好きな曲が"Music is power"。サマソニ10にザ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンドとして出演した際のパフォーマンスでも、この"Music is power"が最も印象に残っている。この映像を観て、改めて思うことは、フェスに似合う曲だということ。この曲の持つ適度なやすらぎと適度な興奮に会場の空気と風が加わって、本当に気持ち良く流れる時間。あんな幸福感はそうそうないっす。

ところで、この"Music is power"では、リチャード・アシュクロフトお得意のストリングスのサンプリングが使われている。たしか、サンプリング元はカーティス・メイフィールドだったと思う。リチャード・アシュクロフトのキャリアを通しての代表曲であるザ・ヴァーヴの"Bitter Sweet Symphony"もローリング・ストーンズのストリングスをサンプリングした曲であることは有名な話だが、何年か前に日本のテレビCM(新聞のCMだったと思う)で使用されていた曲がこのストリングスに酷似していて、週刊誌に取り上げられていた。 "Bitter Sweet Symphony"のパクリではないかといった内容で、たしかにCMの曲はそっくりだったし、そこまではまぁよかった。ところが、その後に続く内容は記事を面白くしようと事実を歪曲したものであり、いかがなものかと。何と"Bitter Sweet Symphony"もローリング・ストーンズの曲をパクリ、訴えられたというものである。たしかに、ローリング・ストーンズの元マネージャーに著作権の問題で訴えられたことは事実であるが、あくまでサンプリングはサンプリングであり、パクリとは大きく異なる。パクリかオマージュかといった論争すら当てはまらない。この悪意のある、もしくは著しくいいかげんな記事により、ザ・ヴァーヴ、リチャード・アシュクロフトが汚名をきせられるのは、ちょっと我慢ならなかったので、微力ながら、そして今さらながらも抵抗しておきたい。

とまぁ、自己満足な抵抗はここまでとして、そろそろリチャード・アシュクロフトの新作の話題が出てきてもよい頃かと思う。また、ザ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンドでのアルバムだろうか。待ち遠しい…。

"Music Is Power" Richard Ashcroft



キーズ・トゥ・ザ・ワールド(CCCD)

キーズ・トゥ・ザ・ワールド(CCCD)

  • アーティスト:リチャード・アシュクロフト
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/01/12
  • メディア: CD


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