『Googleの正体』 牧野武文 [読書]
久々に新書を読んだ。Web制作の仕事をしているので、仕事の勉強も兼ねて『Googleの正体』。実際、「検索エンジンやら何やら色々やってるけど、どこで利益を得てるの?」って思っている人は多いだろうし、うまいところに目をつけたなという感がある。『Googleの正体』というタイトルも抜け目ない(笑)
『Googleの正体』を読んだことに影響された訳ではなく、以前から個人的にはGoogleは絶妙なバランス感の上に成り立っていると考えていた。プライバシーの問題がよく取り沙汰されるが、それを有効活用しているからこそ、さほど敵視されることもない。 結局のところ、利用者にとって有用であれば、利用者も多少の不自由は目をつぶる。Googleはそれを理解していて、絶妙なバランス感を以って、今のスタンスを貫いている。『Googleの正体』では、Googleが何をしていて、何をしようとしているのか?に焦点があてられていて、僕の思うそのバランス感覚が成り立つ過程についても『Googleの正体』を読んで納得がいった。
2010年初頭に発売された本なので、情報はやや古いし、今頃読んだ僕が言うのもなんだが、Web関連の仕事をしている人は業界の常識として、読んでおいた方が良いし、Webに関係のない職の人でも、今や誰もが関わりを持っていると言っても過言ではないGoogleについての雑学は、何気ない会話の役に立つだろう。
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